午前中にうかがったのは山馬越仮設。
歌体操の呼び掛けに3名の住民が参加してくださいました。
みなさん右手で2拍子、左手で3拍子をする頭の体操に大苦戦。繰り返し練習しました。
あとは「どこかで春が」と「北国の春」にあわせて体を動かしました。とても気持ち良さそうにされていました。

80世帯が入居できる山馬越仮設も現在は半数の40世帯がくらすのみ、今日お越しのかたも12月には復興住宅に転居予定とのこと。
転居の費用や移る先の復興住宅のことが話題になっていました。
仮設での活動を終えて、移動しお昼を新しくなった魚市場ないの食堂でいただきました。大船渡湾に面した展望席で、綺麗な景色と新鮮な海鮮をいただき大満足でした。
大船渡の漁業に関する展示スペースなどもあり、今回はゆっくり見て回る時間は有りませんでしたが、またゆっくりみてみたいと思いました。

午後からは津波伝承館にうかがいました。

イタリアからきたというジャーナリストと一緒に、津波の映像や、地震への備えについてあらためて学びました。
津波の映像はこれまでもいくつも見てみましたが、肉声がはっきりと聞き取れるものはまた迫力がありましたし、撮ったご本人が解説をしていただけるというのも得難い機会でした。
その後は、盛駅に立ち寄り、昨日お預けになっていた一本松を見に陸前高田市へと向かいました。途中山に日が沈んだ(なんと3時15分)のでまた暗くなってしまうのではないかと心配しましたが、なんとかたどりつくことができました。
まずは辺りの景色がかなり変わっていたことに驚きました。
以前に来たときは盛り土の作業が始まったばかりで、視界も広く、寂漠とした風景が津波の被害を物語っていましたが、いまは階段上に積み上げられた土が視界を遮って、山側には宅地が、海側には新しい防潮提がそびえたっていました。
一本松のところまでいってみると、その周囲だけその周りだけ被災当時の様相を留めていました。このモニュメントが記憶も留め、今後の防災に役だってほしいと思います。

夕食を済ませてちば内科診療所を訪問すると、千葉先生が次々に患者さんを紹介してくださり、いろいろな話をうかがうことができました。

これまでの活動で何度かお世話になっているFMねまらいんの代表のかたや、モスバーガー創業者の親族のかた、看護師長の林さんやスタッフのみなさん、お忙しい中ありがとうございました。